2008年11月13日木曜日

googleはもはや通信会社?

つまりgmailのアドレスを持っていれば、ユーザー同士PC上でただで電話できるようになりました。 
サービスの詳細は、以下を参照。 
http://jp.techcrunch.com/archives/20081111google-adds-voice-and-video-chat-to-gmail/ 

下記、長めです。 

Googleはskypeみたいなコミュニケーションもできるようになったわけで、 
あらゆるコミュニケーションを本気で押さえにいっていることがわかる。 
携帯もアンドロイドというプラットホームを作って今後いろんなキャリアが乗り入れているし。 

けど、この電話サービスからどう収益をだしていくのだろうか? 

Gmailは、メールの中身をコンピューターでスキャンして、関係のある広告をサイドやヘッダーに表示してクリックしてもらうことで広告収入を得ている。 
今度は会話の内容と話者をリアルタイムで監視(もちろんコンピューターが)して広告とかでてくるのかな。 

「旅行いきたいねー」 
「じゃ、プーケットいこうよ!」 

とか若者が話してたら、HISの広告がポップアップで出てきたり? 
これがちょっと年配の方の会話だったら、JTBだったり? 
ストリートビュー同様、すごい反発くらいそうだね。 
「私はJTBじゃない!」みたいな。違うか。 

けど、誰がどういう発言をしているか、どういう格好なのかって、 
本当にカスタマイズした広告が打てるだろうから、広告主にとっては非常に有用な情報のはず。どうなるのかね?最大のボトルネックは技術ではなくユーザーの感情だろうから、そこをクリアする方策をひねり出してくるのだろうか。 
次のボトルネックは、インフラへの設備投資か。動画データが尋常じゃないくらい増えるわけでしかもそれを全部Googleはサーバー上に保管するだろうから、電力消費量も保管サーバーもやばいよな。ここまでくると会話の動画データは残さないのかな。何に興味がありそうなのかだけキーワードを個人に結び付けて会話中に記録するだけか? 

あと、将来的にはデジタル通信をもとにアンドロイドにのせて、無料携帯電話もできちゃいそうだね。また、ホワイトボードを見ながら話して議論するっていうのもオンラインでできるようになるのかな。もうすでにありそうだけど。 
けど、実際に会うのとはちょっと勝手が違う気がする。それを感じさせない技術が出てくるのかな。あたかも一緒の空間にいる感覚とかアナログの情報って難しいよなー。 

まぁ、googleは先にユーザーが喜ぶサービスだしてユーザー確保してから、収益化を考えていくってスタンスだから今後どうなるか見ていきたい。

0 件のコメント: